ネタに困って 槍ヶ岳裏街道
このあいだの土日は出ずっぱりでしたので、花の写真がない・・・
というわけで、山・・・と言ってもこれは古い・・・限りなく反則な写真です。
2002年の8月頭に槍ヶ岳の北鎌尾根を速攻ルートからやったときの写真です。
独標のコルから少し進んだあたりで撮りました。快晴の空に、北アの盟主が堂々たる姿を見せているお気に入りの一枚です。
このときは常念の一ノ沢に車を置いて入山し、常念乗越~大天井岳~貧乏沢下降~北鎌沢~槍ヶ岳~槍沢下降~横尾~蝶ヶ岳~常念岳~一ノ沢下降という、とんでもない累積標高差のルートでした。写真は、とりあえず北鎌尾根の稜線に這い上がった私の眼前にそびえ立つ独標。「ゲ~、アレを越えるんか~↓↓」
ホントは西穂まで行きたかったんですが天気が崩れてきたので槍沢を下って短縮、残念、というわけです。一ノ沢の駐車場で雨が追いついてきてぎりぎりセーフ。雨の匂いをかぎながら無事下山の感慨に浸りました。
きついルートをやるときほど、命あるものに「あわれ」を感じます。写真は大天井岳の手前で撮ったコマクサ。横に長く這う根がデリケートな花なので、大きな岩の上から腹這いで近づき、手だけ伸ばして撮りました。
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