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東電の社員さんも社員さんだけど・・・ 

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3月下旬から4月中旬にかけて、「東京電力の社員」を名乗る人々が次々にブログやSNSで自社の弁護や、東電批判への反論(というより反批判)を試みては炎上し、ブログを閉鎖したりSNSを退会したりしているという。
このエントリでは、ひとまずそれを「本物」として(下に引く事例などはどうやら本物らしい)話を進めたい。

オイラが目にしたもののうち、新入社員を名乗る女性が mixi に書き込んだというものの一部はこうだ。
「東京電力の批判をしてますが、今電気を使えてるのは誰のお陰ですか? よく考えてから批判するように!!!文句あるなら電気使うな!」「あと社長が悪いとか幹部が悪いとか言いますがみんな必死にやってます! そういう人間を批判する人間は自分が原発に行けばいいんじゃないですかね? 行く度胸もなく、ただ電気を使わせて貰ってる人間が『東電は許さない』とか言い知識人ぶるのは滑稽です(笑」

ほかにも「批判してるのは極一部で、普通の人は東電頑張れと応援」などと、逆上気味とはいえ、いささか滑稽な現状認識もうかがえたため、各方面からメッタ打ちされたようだ。
寄せられたコメントにも、自分自身が社に何の貢献もしていない新入社員(社会人としても同様)が過剰な帰属意識から言い過ぎている点、その割に自社が及ぼしている被害に対する謝罪の言葉が見られない点などを厳しく指摘するコメントが目立つ。

オイラがこの話題を取り上げたのは、たたきのめされたご本人をさらに蹴飛ばすつもりではない。
上記の新入社員の言い分の一部とそれに対するバッシングに、ふと思ったことをメモしておきたいと思ったのだ。

実は、「電気を使えてるのは誰のお陰ですか?」という問いには一理ある。むろんこんな高飛車な言い方をされて「東電様のおかげです」なんて言うほどオイラもMではないが、東電さんを含む多くの方々のおかげであることは間違いないのだ。だからこそ激しいバッシング対象になったと言ってもいいだろう。

では、事実を言ったのにクソミソに叩かれたのはどうしてだろうか?
たとえば明治以前の日本で、こんなセリフを丁稚小僧が口にしたら、番頭さんから「お客様になんて口をきくんだい」と、こっぴどく叱られたことは疑いない。そこには「お客様あっての商売」とか「施した恩は忘れ、受けた恩は忘れない」「見えないところにこそきちんとした仕事をする」といった商道徳や職人の美学があった。

だから、当時こんな愚かな書き込みをする丁稚はいなかっただろうし、外部の大人がそれを大真面目で罵るなんて恥ずかしい場面も普通はない。この問題の悲惨さと滑稽さは、こんな低レベルなことが、東電という大店(おおだな)の振る舞いとして堂々と表に出てしまっていることにある、と言っていいだろう。
冷静に見れば、冒頭に引いた書き込みなど、まともにとりあうのもアホらしすぎて、寅さんのセリフを借りて「それを言っちゃぁお終めぇよ」とでも言いたいところだ。「言わない」ことの中に、プライドとか思いやりとかが詰まっているのに、言わない方がいいことを言ってトラブルと不信感だけが残る。日本には、足を踏まれて謝られたときでさえ、「いえいえ、こちらが迂闊でした」と返すオシャレな文化があるはずなんだけど、そういう文化を「『本音』と『建て前』はダメ」なんて言って日陰に追いやりすぎたんじゃないかなぁ。特に今回の原発事故では、そういう「劣化」の一部が極端な形で吹き出している気がする。

聞きかじりで記憶違いを恐れるけれど、小林秀雄の小品の中に、一人前の職人(だったと思う)は、評価を受けるに当たり「ご覧の通りです」としか言わない、という下りがあるそうだ。この話を聞いたとき、若造だったオイラは、中身は覚えたのに所収の書籍や作品名を忘れちゃったのだ(ご存じの方教えてください)。ヾ(;´▽`A``
・・・気を取り直して、、、
つまり、言い訳をせず結果だけを評価してもらうには、裏でものすごく頑張らなきゃならない。だからこそサラリと「ご覧の通りです」って口にできる人が凄いんだ、ってことだと思う。
オイラもなかなか(イヤ全然)できてないことだけど、今の東電さんも会社を存続させるつもりなら、せめて来年には「ご覧の通りです」って言えるように頑張ってほしいなぁ、、、と思う。

【註】原発がらみの話題には、抗議の意をこめて、四季折々の美しい日本の自然の写真を添えていきますので、ご了承くださいネ。美しい日本を取り戻そう!
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テーマ: これでいいのか日本
ジャンル: 政治・経済

2011.04.28 Thu 07:28
カテゴリ: ひとりごと
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