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「想定外」の本当の意味 

岳 丹波島から鹿島槍ヶ岳 朝焼け 101205_cIMG_7009
福島の原発事故をめぐって東京電力が多用する「想定外」という言葉に厳しい批判が向けられている。一例を挙げれば、「『想定外』という言葉の裏にあるのは『防ぎようのない事故』という意識だろう。つまり直接的責任は自分たちにないということだ」といったもので、多くの皆さんがあちこちで目にし耳にしていることだろう。

しかし、これについては少しばかり冷静に議論する必要がありそうだ。むろん、オイラも東電の責任を割り引くつもりはない。しかし、上に引いた例のように「想定外」を責任転嫁ととらえる認識は、東電やそのシンパとの間で、「予想できた、イヤできない」という水掛け論に陥る危険を感じるので、次のように考えるべきだと思う。

機械にしろ土木建築物にしろ、何かを設計するには「設計条件」が必要で、それが危機管理に関わるものであれば、「想定」された悪条件をクリアできるように設計する。話題になっている「想定外」とは、この条件設定の段階で、今回のような津波を「想定」しなかった(だから想定の外)という単純な事実を述べているに過ぎない。繰り返すが、「想定しなかった」のであって、「想定できなかった」のではない。「この想定で充分(とりわけ経済効率から見て)」と判断した人間が東電と国に少なくとも2人いる。
その「想定」が不適当であったことが実証された現在では、「想定しなかった」全ての責任は、設計条件を提示した者(それは東電にほかならない)と、それを妥当として許可した者にある。

その意味で、「想定外」の言葉は、設計条件通りに実際の施設を設計した者を免責することはあっても、「想定」自体を甘くして今回の事故を引き起こした者(東電)や、その「想定」と設計を追認した国の機関を免責するものではない。

「想定外」という言葉を、上記のように整理すれば、むしろ責任の所在がピンポイントで明らかになると思うのだがいかがだろうか?
この先の、賠償や地域再建において、オイラたちブロガーにできる援護射撃は、こういうことをきちんと発信して、責任を果たそうとしない連中の逃げ道をふさぐことだと思う。

【註】原発がらみの話題には、抗議の意をこめて、四季折々の美しい日本の自然の写真を添えていきますので、ご了承くださいネ。

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テーマ: これでいいのか日本
ジャンル: 政治・経済

2011.04.27 Wed 06:29
カテゴリ: ひとりごと
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« 復興すべきものは何か?

統一地方選の結果は原発を肯定したのか? »

コメント

想定「内」が正しい
丸善の「理解年表」を見た事があるだろうか?小・中学校の理科実験室か図書室、あるいは理科(実験)クラブ部室等でよく見かけるデータブックだ。これを見ると、「地学」の章の中で、地震のデータが一覧表になって書いてあるページが目に入る。「日本付近のおもな被害地震年代表」という表名称が付いている。この表の中で、番号「281」を見ると、次のように書かれている。

1896.6.15(明治29)北緯39-1/2°N、東経144°E、マグニチュードM8-1/4(宇津による被害等級:7)、地域:岩手県沖、名称:三陸地震津波、震害はない。津波が北海道より牡鹿半島にいたる海岸に来襲し、死者は青森343、宮城3452、北海道6、岩手18158、家屋流出全半壊1万以上、船の被害約7千、波高は、吉浜24.4m、綾里38.2m、田老14.6mなど。津波はハワイやカリフォルニアに達した。Mは津波を考慮したもの。[今村・飯田による津波の規模:4]

以上のデータは、一般学生向け理科資料であって、誰でも見る事が出来、容易に常識化、共通認識化が可能なものである。 それにも関わらず、「想定外」と主張するとは、明らかに「嘘」だという事が分かる。
【2011/05/15 15:53】
URL | ゴンザレス #-[ 編集 ]

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