04/ 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31./06

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- --:--
カテゴリ: スポンサー広告
comment -- | trackback -- | 記事編集

PAGE TOP

雨の仁科三湖 

歴 三重塔 若一王寺神社 110529_cIMG_0099
月末は雨の中「仁科之地(by 上杉景勝)」へ。中世の豪族仁科氏が築いた山中の文化都市「大町」だ。
安曇野最北端のこの地には、数々の国指定文化財が残り、いわば「信州の平泉」といった風情だ。
写真は若一王子神社の三重塔(神社だけど)。「若一王子」は仁科氏が熊野から勧請したもので、全国にある「王子権現」の一つだ。しっかりお参り。(-人- )

水 木崎湖 稲尾から 110529_cIMG_0105
大糸線沿いに北に走って、仁科氏の城が築かれた湖沼地帯に。写真は仁科三湖の南端、木崎湖。雨に煙る風情は水墨画のようだった。




食 ワカサギの甘露煮 110529_cIMG_0107
そして、懐かしい味。ワカサギの甘露煮だ~。\(>▽<)/
稲尾沢を遡上するものを捕って、骨まで柔らかく煮あげた逸品で、卵をもっている。あぁ、日本酒がほしい・・・車で来たのは痛恨、、、 (ノ_<。)

ともあれ、幸せな1日だった。

スポンサーサイト

テーマ: ちょい旅
ジャンル: 旅行

2011.05.29 Sun 21:59
カテゴリ: 旅に出る
comment(0) | trackback(0) | 記事編集

PAGE TOP

二つの水の恐怖 その3 

F オオヤマザクラ 五色温泉付近 110510_cIMG_9673
5月15日のエントリ「二つの水の恐怖 その2」から書いているように、福島第一原発から放出が懸念される放射性物質対策の焦点は、すでに、ヨウ素などの気体化したものよりも、大量に注がれた冷却用の水に溶け込んだ核燃料や核分裂生成物へとシフトしている。
しかし、会見などの場で東京電力が言及する放射性物質の飛散は、あくまでも空気中に漂い出す(爆発等も含む)ものを対象にしている。その証拠に、持ち出す指標や行為が「温度」「圧力」であり、「ベント」だの「テントでの覆い」だのである。
たしかに、今もって放射性物質の空中飛散は止まっていない。しかし、それらの懸念以上に、水流に融け込んだ放射性物質の拡散と濃縮のほうが刻々と進行する重大な懸念だ。メディアが紹介するものの中にも、ようやく「水」への対応が「時間との闘いになっている」というようなコメントが見られるようになってきた。

大メディアはいまだに「メルトダウン」という言葉を取りざたしているが、彼らの頭の中で、「溶け崩れた核燃料など」はどんな姿をしているのだろう。もしかして、映画「チャイナシンドローム」が描いた、ドロドロに溶解した高温の液体ばかりを想像しているのだろうか?
むろん、経過の一コマや、現在でも堆積の中心部では、熱い水飴状の姿も見られる(た)のだろう。しかし、東電はそこに大量の水をぶっかけた(今も)のだ。そして、一応は「温度の上昇は抑えられている」と言っているのだから、燃料集合体(のなれの果て)がいつまでも「るつぼの中の鉄の」ような外観をしているはずはない。それどころか、固体化しているにしても「一つにまとまっている」というのも思いこみに過ぎまい。

燃料棒の芯に入っているペレットは、被覆管よりは融点が高いから、炉心の損傷は、まず被覆管の溶解から始まる。現時点で東電が発表している炉心温度は2800℃にも達したということだが、燃料ペレットは2700~2800℃が融点だということなので、被覆管の次にはペレットも溶け始めたことだろう。しかし、温度の条件から考えると、全てのペレットが溶けてしまうのが先か、海水が注がれるのが先かは微妙なところだろう。
もし、完全に溶けてしまったとしても、そこに海水をぶっかければ核燃料溶融物の表面は急激な温度変化によって細かく砕けたであろうし、溶けきっていないペレットが多くあれば、余計にも温度変化で粉々に砕けた部分が多かっただろう。

今は、このような放射性物質が、24時間注入される水によって環境中に流出することが最も懸念すべき事象であろう。しかし、会見や報道で扱われる水に関する情報には、相変わらず水の動きに関するものが少ない。

中で、読売の「4号機、燃料溶融寸前だった…偶然水流入し回避」という記事は、4号機内部の水の動きを扱ったものだったが、これも最初から4号機内部に視野が狭められているため、食い足りない。何より、当初原子炉側からプールに流れた水が、いまは逆に原子炉側に流れて行方不明になっているという説明は、矛盾する可能性もあり、記者が基準となる水位をどこにするかの追及を怠ったのか残念な記事になってしまった。


一方、大メディアの惨状に比べると、むしろ民間で空間線量や母乳の計測など、実証的な動きが始まっている。
公開されている空間線量測定の動画を見てみた。最初に見た「【福島原発】東京都杉並区の屋上に死の灰が溜まってる??」という動画は、地上と空中の線量の差は明瞭に示されたけれど、位置情報や測点の条件がわかりにくかったので、ちょっと残念だった。
ただ、ガイガーカウンターを置いた屋上の床面に、コンクリートなのかモルタルなのか、いずれにしろ建設時などに水分が流れて生じたらしい模様が見えたことには注目した。良くあることだが、おそらく床面に微妙な凹凸が生じているのだろう。

類例があるだろうと思って続けて別の動画を見た。「ガイガーカウンタで黄色い物体の放射線を測ってみる 」という動画はタイトルからして「黄色い物体が放射性物質である」という予断にもとづいて編集されている点が残念だが、予想した収穫はあった。「黄色い物体が放射線を発している」とされる箇所が屋上(あるいはテラス)の排水口であることは重要だろう。オイラは黄色い粉を花粉か黄砂だと思っているけれど、それとは別に放射性物質も雨水に乗って排水口に集まっていると考えるのは自然なことだ。
「2011/4/13さいたま市マンション屋上の塵をガイガーカウンター放射線測定」という動画でも、屋上の床面に水溜まりの汚れがある場所が線量が高いようだ。しかも、床面に置いて計測するシーンでは、溜まっている汚れに黄色い物質が混じっているようにも見える。

これらの動画は、使用機器の条件や計測箇所の情報欠如などから、数値そのものを単純に使用することはできないのが残念だが、一方で、関東一円に降下した放射性物質は水の作用で密度の濃淡を生じていることを明らかに示している。
報道などで取り上げられる計測値がどのような条件で得られたものか、それ以外の水が集まるような箇所ではどの程度変動するのか、これらの情報が、原因者や行政からいまもって示されないのは、いくらなんでもひどすぎるのではないだろうか。

【註】写真は高山村で撮ったオオヤマザクラ。原発がらみの話題には、抗議の意をこめて、四季折々の美しい日本の自然の写真を添えていきますので、ご了承くださいネ。 美しい日本を取り戻そう! 自然な未来を考えよう。

テーマ: これでいいのか日本
ジャンル: 政治・経済

2011.05.22 Sun 15:21
カテゴリ: ひとりごと
comment(0) | trackback(0) | 記事編集

PAGE TOP

春の幻 

F キクザキイチゲ 白 110521_cIMG_9906
昨日は戸隠で今シーズン初めての調査。森を抜けて岩稜を登って修験遺跡の巌窟を確認した。このエントリでは、調査地へのアプローチで出会った森の精を紹介したい。

1枚目は白花のキクザキイチゲ(Anemone pseudoaltaica )だ。学名で分かるように、このヒトたちと園芸で人気の「アネモネ」の仲間は同属なのだ。と言っても、種は違うので、華やかなアネモネとはだいぶ趣が違う。
F キクザキイチゲ 淡紫 110521_cIMG_9913
戸隠の森のキクザキイチゲには変異が多く、花色や花弁(正確には萼片)の数に個体差がある。
2枚目は淡紫色の個体で萼片の数が多い個体。すっきりした白もいいけれど、この色もナカナカ・・・

カタクリやヤマエンゴサクなど、春に咲いて夏頃までに地上部が消えてしまう植物はスプリング・エフェメラル(Spring ephemeral/春の短命なもの)と呼ばれるけれど、キクザキイチゲもその一つ。むしろ、この花ほど「春の儚い命のきらめき」を感じさせるものはないかも知れない。
森の中で、ひっそりと咲いていた。

テーマ: 散策・自然観察
ジャンル: 趣味・実用

2011.05.22 Sun 09:50
カテゴリ: 山を歩く
comment(0) | trackback(0) | 記事編集

PAGE TOP

新作料理 

食 豚のワイン蒸し 110503_cIMG_9469
このところ、わが家の台所に新兵器が次々に投入されつつある。最初がクッキングシートで、次がシリコン・スチーマー、そして、ついにジューサーが実戦配備されたのだ。
ジューサーの戦果は、先日のエントリに登場した南国風鶏南蛮だし、クッキングシートはかなりアレコレ使っていて戦果を報告しにくいので、何か面白いものができたときに譲るとして、今回はシリコンスチーマーを使った新作を紹介する。

題して「豚肉のワイン蒸しローズマリー風味」がこれだ。

エラソーに言ってるけど、シリコン・スチーマーが附録についた本を買って、そこに載っていた料理を作ってみたら、途中で読み間違えて、ソースに使うはずのワインを使って仕上げのひと蒸しをしちゃったのだ。(笑)
忘れないうちにもう一度、と思って作ってみて、初めてこの失敗に気づいた。あはは・・・ ヾ(;´▽`A``

そんなわけで、オリジナルにはワインの色を残したソースがかかるんだけど、こっちはワイン蒸しで、レモンをしぼって食べたのら。偶然の産物だけど、美味しかった。 Ψ(^。^ )Ψ

テーマ: 男の料理
ジャンル: グルメ

2011.05.17 Tue 20:45
カテゴリ: 食べる&飲む(シェフ編)
comment(1) | trackback(1) | 記事編集

PAGE TOP

二つの水の恐怖 その2 

F 桃畑 満開 髻山城北にて 110508_cIMG_9614
昨日のエントリ「二つの水の恐怖」で取り上げた高濃度汚染水の問題について、メディア各社から早くも続報が出始めた。しかし、よく読んでみると読者の十分な理解を妨げるような記事が目についたので、あちこちの情報を拾って検討してみた。

これは、比較的早い段階(5月14日(土)18時6分配信)の続報で時事通信社のものだけど、「1号機建屋地下に大量汚染水=原子炉格納容器から漏出―福島第1」というタイトル通り、新たに見つかった水を「格納容器から地下に漏れていた可能性が高い」のひと言で、1号機だけの問題に矮小化してしまった。格納容器の水位が示せないのに、その水量を根拠なしで5800トンとして次のような計算を披露する。
「汚染水が半分程度たまっている場合、量は約3000トンに上る。また、1号機圧力容器には累計1万トン超を注水したが、格納容器には約5800トン程度しかないとみられ、約5000トンの水や水蒸気が格納容器から漏れたと推定されるという」
この計算は合っているのだろうか? 実は、コレは文章上のトリックだ。5800トンが仮に正しいとして、注いだのが10000トンぴったりなら不足分は4200トン。だけど、これと地下で見つかった3000トンがどう関係するかは、よく見れば書いてない。計算が合わないことがわかっているからだろう。正確には「・・・3000トンに上る。」のところで文が切れるのだが、書き手は読者が勝手に次の文と関連づけることを期待して(誘導して)いる。しかし、自らは慎重に関連性を書くのを避けていので、問題にされても「なに一つウソは書いてない」と言えるだろう。実にお見事・・・なのか、もしこれが故意でないとすれば、文が下手なのだろう。(笑)
つまり、時事は「足りない水の大半は地下にあった」と思わせたいらしいのだが、憶測を動員して書いてみても水量の辻褄があわないので、最後は錯覚に期待したのだろうが、ジャーナリズムとしては努力の方向を間違っているだろう。

次に、毎日新聞が5月14日(土)21時55分に配信した「福島第1原発 格納容器から漏出か…1号機汚染水」の記事。これは、現場付近の線量なども書かれ、上の記事より情報量はやや多いが、タイトルをみて分かるとおり、本文でも東電の松本純一原子力・立地本部長代理の「水の所在が分かったという意味では前進。(以下略)」のコメントを引用して、やはり「5000立方メートル程度の行方が分からなくなって」いる水が地下の水だと示唆する記事になってしまった。

これらに対して、5月14日 19時19分付けのNHKは、「1号機 建屋の地下に大量の水」と題して「東京電力は、この水が格納容器から漏れ出した高濃度の汚染水の可能性があるとみて、今後、水の放射線量や放射性物質の種類を詳しく分析するとともに、水の処理方法を検討したいとしています」と報じた。
前の毎日記事より時間的にはさかのぼる報道で、たまり水が1号炉由来であろうという推測を伝えている点は同じだが、こちらの方が深い。たとえば、「建屋の地下で水のようなものが西から東に向かって流れているのが見え、水位は4メートル20センチに達しているとみられる」という情報は、これが単なるたまり水ではないことを示唆している。
地下に閉じ込められた空間に流入した水が「流れる」とすれば、渦か対流だろうが、この場合はいずれのケースでも相当量の水の流入を示唆する。しかし、一方ではその空間が「閉鎖されていない」可能性も示唆されるだろう。つまり、どこかに流入口と流出口があるのだ。いずれの場合でも、目で見て分かる「流れ」となれば相当量の水の動きがあるのだろう。NHKは、「流れ」の情報ひとつで、単に「1号炉の水がそっくり地下に溜まっていた」とは読み取れない報道になっている。これは、後段の「2000ミリシーベルト」の線量計測とあわせて考えれば、意識して組み立てたものだろう。
NHKはまた、5月14日 22時17分に「3号機取水口付近 濃度2300倍」という報道で、原発の外に汚染水が放出される様相を報じている。

オイラは、これだけを例にNHKをヨイショするつもりはないが、たまたま「水」への関心ではNHKが他のメディアよりトータルで考えているらしい。

比べると、読売新聞が5月14日(土)13時9分に配信した「2号機汚染水の移送進むが…逆に4センチ上昇」という記事などはお粗末だ。
要約すれば「2号機の作業用トンネルにたまる高濃度汚染水移送は、努力しているのに水位が移送開始時より4センチ上昇した」という記事なのだが、東電から出された数字をパッチワークしたとしか思えない。途中の中断があるにしても移送量が「毎時10トン」なら、「原子炉に注入している毎時7トンの水の漏出など」があったとしても一ヶ月近く経って水位が上がるはずがない。計算してないのだろうか?
正確に言えば、ここで読売も慎重な表現を使って逃げているのだ。本当は注入している水が問題なのではなく、「・・・など」とされる部分が毎時3トン程度(注入水の蒸発分も考えればもっと多くなる)以上あるから水位が上昇しているのだが、それを追及する能力がないか、何か別の事実の暴露を恐れて妥協的な文にしたのだろう。2号炉以外のどこから、この水は来ているのだろうか、これをきちんと考えるべきだ。
しかも、注入している水が、一応炉心に入って温度上昇を止めているという建前なのだから、上記の記事は2号炉に注入した水のほぼ全量が漏れ出していることを暗に認めていることになる。それはそれで事実の暴露だが・・・(笑)

以上の記事の行間を冷静に読めば、福島第一原発で起きていることはこうだ。
予想されたことだが、各原子炉に毎日たくさん注いでいる水は、少なくとも1・2号炉では、都合良く炉内に留まっていることなく、流入量の大半が圧力容器から流れ出していている。おそらく3号炉だけが奇跡的に助かっていることはないだろう。圧力容器の水位が低いので、炉心は相当程度(1号炉は全量)が溶け崩れているため、漏出する水には粒状または粉末状の放射性物質が多量に含まれている。ここまでは、前のエントリで書いたとおりだ。
2号機のトレンチ排水が、2号炉自体に注いだ水量を上回る水の流入によってうまくいかないことや、1号機の地下で見つかった水が「流れている」可能性があること、さらには先日止められた汚染水の海への流出(2号機付近)と、今回懸念される3号機付近からの同様の流出から、福島第一原発の地下には、かなりダイナミックな地下水の動きが想定できる。この水の動きは、津波と雨水の浸透分・原子炉に注入している水・周辺から流入する地下水が主な供給源となり、移送・蒸発・海や周辺への流出によって供給に釣り合う量が消えて行っている。津波の浸透分がすでに抜けきったかどうかは地下水の基礎データがないので判断できないが、ひとまず通常時よりはまだ含水量が多いと見れば、正確に言えば現時点では供給量よりは出て行く量が若干多いだろう。しかし、一定のスパンで考えれば必ず水収支は合う。だから、入った水の量をできるだけ把握すれば、行方不明分の水の量も推定できるわけだ。

このことから、放射性物資の拡散を少しでも止めようとするならば、福島第一原発内部での水の作法について、個々の原子炉だけにとらわれることなく、総合的に把握することの重要性がますます見えてきたと言えるだろう。東電や政府は、これに取り組むつもりはないのだろうか?

~「その3」に続く・・・予定~

【註】原発がらみの話題には、抗議の意をこめて、四季折々の美しい日本の自然の写真を添えていきますので、ご了承くださいネ。 美しい日本を取り戻そう! 自然な未来を考えよう。

テーマ: これでいいのか日本
ジャンル: 政治・経済

2011.05.15 Sun 18:02
カテゴリ: ひとりごと
comment(0) | trackback(0) | 記事編集

PAGE TOP

鶏南蛮? 

食 鶏南蛮 110515_cIMG_9757
先日教えてもらった料理をアレンジして、オイラ版を作った。

題して「南国風鶏南蛮」なのら。あっれ~? 「南」の字がかぶってるなぁ、「南国風」やめて「トロピカル」にするか? (⌒▽⌒;;;A

ポイントは、ジューサーにかけたパイナップルで鶏肉を煮込むところで、これは変えられない。
今回オイラは、鶏モモ(二枚)、パイナップル缶(一部は扇に切って一緒に煮る)、玉葱(小1)、ニンニク(2片)、鷹の爪(1本)、醤油、味醂、オリーブオイル、という材料にしてみた。

食 鶏のパイナップル煮 110505_cIMG_9574
オリジナルはコレで、煮詰まり具合の差はこちらが2日目の写真だからってこともある。
あらかじめ一口大に切った鶏肉をパイナップルに漬け込んでおいて、ニンニクと玉葱を炒めてから全体を煮込んだ。今回は、パサパサ感が出やすくて敬遠しているムネ肉を使ってみたけど、パイナップルのおかげで柔らかくできた。オリジナルは和風調味料だけでお総菜風の優しい味なんだけど、ニンニクと鷹の爪を加えてみたら、ちょっと洋風になった気がする。
漬け込む前か同時に醤油の下味をつけるかどうか思案中。

テーマ: おうちごはん
ジャンル: グルメ

2011.05.15 Sun 10:58
カテゴリ: 食べる&飲む(シェフ編)
comment(0) | trackback(0) | 記事編集

PAGE TOP

二つの水の恐怖 

岳 戸隠連峰 本院岳~八方睨 110410_cIMG_9216
福島第一原発の1号機炉心メルトダウンについては、肝心なことを置き去りにした報道がなされ、それに起因する少々ポイントを外れた議論が繰り広げられているように思う。

その始まりは、この記事のように、大メディアの多くが12日の会見内容について「東電がようやくメルトダウンを認めた」という趣旨で報道したことだと思う。「今ごろ認めた」「東電は不誠実だ」と言いたいのかも知れないが、それは全てが一段落したときに、東電を被告席において問いただせば良い。
これを読んだ、多くの人たちの中から「やはり大変だったじゃないか」という反応が起きたのは仕方がないことだけど、実はそれは本質からピントがぼやけてしまっていると思う。また、正反対のスタンスで、報道発表などを論理的に検討することなく引用し、「落ち着いて対応しましょう」などと良識派を装っている少々胡散臭い人も目立った。

まずは、後者の見方を整理してから本題に入りたい。そもそも、「核燃料の全量が溶融もしくは崩壊したが、それは圧力容器内にとどまっている」という発表を鵜呑みにして良いものだろうか?

溶け崩れた燃料棒が、まず初めに圧力容器の底部に落下して堆積することについては異論はない。しかし、圧力容器には、毎時8トンもの水が注ぎ込まれている。15分で2トン、つまり2000リットルもの水が注がれ、圧力容器底部に流れ下れば、そこが「波ひとつ立たない静かな水たまり」であろうはずがない。
そこには、崩れ落ちた核燃料などの溶けた塊や様々なサイズの粒子が存在するはずだ。注ぎ込まれた水流は、これらを攪拌し、その大半が放射性物質の粒子とともに圧力容器の穴から外(格納容器内)へと流れ出ただろう。穴の位置と水流の強さによって流出する粒子のサイズ(上限)は変わってくるだろうが、容易に流される細かな粒子は底に堆積するいとまもなく流れ出したとさえ推測できる。溶け崩れた核燃料の全てが圧力容器内に留まっているなどという説明は不自然で説得力がないと言わざるをえない。このように考えると、「燃料は圧力容器の底で冷やされている」という説明を頭から信じて、見てきたように「心配する必要はない」などと書いているブログなどには、いささか違和感を覚える次第だ。

では、オマエはどうだ、と問われるだろうからオイラの考えを書こう。
上記のような仕組みで、溶け崩れた燃料の相当量はすでに格納容器に流出してしまったと考えるべきだろう。ただし、そのことをもってパニック的な危機感を煽ろうというつもりではない。
なぜなら、圧力容器内の核物質が減ったからには、圧力容器内での再臨界が引き起こされる可能性はさらに低減されたはずなのだ。もともと不純物が混じった堆積物なので、原発の危険性を指摘する研究者からさえ、再臨界の可能性は低く見積もられていたが、量的に減ったことで一層臨界の可能性は下がったはずだ。同様に崩壊熱を発する熱源としても、分断されて規模が小さくなっているので、「核反応をともなう可能性もある大規模な水蒸気爆発」を心配する必要はすでになくなったと見て良いのではないだろうか。
「メルトダウン」という言葉が醸し出す危機感は、このような放射性物質の爆発的飛散からの緊急避難を後押しする上では有効だったかもしれないが、今の一号炉を語るうえでは、さほど意味を持たない。まして、概念規定を巡る議論などに付き合ってはいられない。

むしろ問題なのは、格納容器の密閉性が担保されていないらしいことだ。「らしい」などと言うより、「入れた水」と「蒸発が見込まれる水」と「現存する水」の収支が合わない以上、相当量の水が格納容器からも漏出している(報道されているだけでも数千トン)のは確実だ、と言う方が良いだろう。そうであれば、相応の放射性物質(核燃料そのものと核分裂生成物)が水流に乗って環境中に放出されてしまったことも疑いない。実は、これこそが問題の本質であって、「東電が今さらメルトダウンを云々」などは、あとで追及しても間に合うのだ。呼び方がどうだろうと、被害の深刻さは変わらないのだから。

一号炉の漏水問題は、今回の大事故の影響を少しでも低減させるための重要な問題を目の前に突きつけた。正確には、炉心に水を注入し始めたときからずっと存在したのだが、メディアも含めて関係者があえて無視してきた恐怖をむき出しにした、と言った方が良いだろう。そして、これは、問題の本質に多くの注目を集めていく数少ない転機の一つだと思う。

問題の本質とは、水によってもたらされる汚染の拡大と深刻化だ。水は、放射性物質を運んで、刻一刻と汚染を広げていくと同時に、水自体の動きや水生生物によって汚染を濃縮させる働きもする。実は、一号炉の水位問題とは無関係に、すでに後者の働きに関する報道はなされていた。
代表的な三つを挙げれば、それは、東京を初めとする「水道水」の放射能汚染、福島や東京などでの下水処理施設の汚泥の放射能、そして、福島県での淡水魚の放射能汚染である。前二者は、広い範囲に降った雨や雪が集まって、あるいはそれに生活排水などが加わって、浄水場や汚水処理施設に達したときに想像以上に濃縮されていたという話だし、最後の淡水魚はそういう働きをする水の中に住む生物から予想される結果が出たにすぎない。

そして、今回は水による汚染の拡大、つまり原子炉から流れ出して(この表現がイヤなら「行方不明」でも構わない)しまった水にようやくスポットが当たろうとしているのだ。ピットに溜まった汚染水の海への流出問題の際は、メディアは明らかに追及方針を誤った。「水セメント」なんぞで目に見える流出を止めたところで、毎日ジャブジャブ注いでいる水の行き先が見えにくくなるだけだったのに、「(その場所だけ)止まった」ことに安堵する形で原発全体の「水収支」を検証することなく終わらせてしまったからだ。その意味では今回がラストチャンスかも知れない。数日前から、海藻類に対する放射能の検査に政府が消極的であるという情報が増えてきているが、「炉心に注いだ高濃度汚染水はどこに消えた」を合い言葉に、こんどこそ全体の水の収支を明らかにさせねばならない。

刻々と動く水、とりわけ地下水などに溶け込んでしまった放射性物質を回収することは雲を掴むような話であるが、人類と地球に対する責任として、その努力は半永久的に続けなければなるまい。汚染拡大防止にも、自己防衛にも、一刻も早い対応が必要であるが、それには冷静かつ粘り強く情報の完全な公開を求める以外にない。その意味で、オイラは事態を深刻にとらえているけれど、「爆発」などの可能性の下がった事態(2・3号炉の可能性はまだ不明だが)を言い立てることで被害を過小評価したい人々に揚げ足取りの口実を与えてはならないと思うのだ。

何年かかろうとも、美しい日本を取り戻そう! 自然な未来を考えよう。

【註】原発がらみの話題には、抗議の意をこめて、四季折々の美しい日本の自然の写真を添えていきますので、ご了承くださいネ。

テーマ: これでいいのか日本
ジャンル: 政治・経済

2011.05.14 Sat 13:56
カテゴリ: ひとりごと
comment(1) | trackback(0) | 記事編集

PAGE TOP

 | h o m e |  n e x t »
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。