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陶器なヤツ 

小型凝香玉_4
今日はもう一つアップ。
ウチの連中は花がきれいなヤツが多いのですが、中には相当シブい人々もいます。俳優なら、高倉健・緒方拳といったところでしょう。シブい中にも色気や可愛らしさがあるメンバーを紹介します。
上はシュワンテシア(Schwantesia)属の一種(S.loeschiana minor? SB810)。同じような植物のやや大ぶりなものは「凝香玉」として知られています。不透明な青磁色の肌で、キール部分は紅色がかって、なんともいえない色気を醸し出しています。鉢に植わっていなければ植物とは思わないかも・・・ (^^ゞ

大津絵・魔玉_5
下は、ご存知リトープス(Lithops)属の「大津絵(L.otzeniana)」とラピダリア(Lapidaria)属の「魔玉(L.margaretae)」。手前が魔玉で、色も形も質感も植物ばなれしてます。「魔玉」の命名もむべなるかな・・・。
大津絵の方は、地の部分は陶器っぽいのですが、ガラの部分は実は「窓」。斜光線で見ると透明さがわかりますが、今日の撮り方では置物のように見えます。
ちなみに、シワは、少し水を辛くしているからで、「のど乾いたよ~」「そのビールよこせ!」などという声が聞こえてきそう・・・ (^◇^;)
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2006.10.24 Tue 21:49
カテゴリ: 花を愛でる
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季節はずれの新緑 

ラビエイ_5
このところ、コノフィツムばっかり紹介してましたが、テラスの片隅でそっと自己主張し始めたヤツを発見しました。フィロボルス(Phyllobolus)属の連中で、日本では季節はずれの新緑ですが、彼らにとってはいたって正常。いよいよオレたちのシーズンだぜ! というわけです。幹が太くなることと、夏季に完全休眠して枯れ木のようになるのが面白く、成長期が来て芽吹く姿もまた楽しいというかなり「お得」な連中です。
上は P. rabiei(ラビエイ)という種ですが、下はウチでは数少ない「身元不詳者」。入手した際には「スファルマンツス ニクテランツス」とラベルに書かれていて、緑色の花に惹かれて買いました。その後、調べてみるとスファルマンツス(Sphalmanthus)もニクテランタス(Nycteranthus)もともに属名で、しかも双方とも今は他の属に併合されてしまっているのでした。

フィロボルス不明種_5
現在、かなり信頼できるメセン類のテキストとして"MESEMBS OF THE WORLD"という本がありますが、これに掲載された写真を見る限りはフィロボルス(Phyllobolus)属の一つかな、と考えています(ちなみにSphalmanthus属はPhyllobolus属に合併された)。他のテキストなどを徹底して見るところまでやっていないので、やればわかるかもしれませんが、「面白いヤツ」だからいいや、という感じで放置してました。もし、ご覧の方でご存じの方がいらしたら教えてやってください。m(__)m

追記:今シーズンも咲いたら、緑色の花をアップします。
2006.10.24 Tue 21:20
カテゴリ: 花を愛でる
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