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ココにも怒っているヒトが・・・ 

ストレプトカーパス 090828_cIMG_2907
少し前に買ったまま、積んでおいた本を一昨日から昨日にかけて一気に読んだ。海堂 尊さんの『極北クレイマー』だ。

個人的には極北市(架空)に来た速水晃一(『ジェネラル・ルージュの凱旋』)と、同じく「北」へ向かった桜宮小百合(すみれ)がどう絡むのか期待していたけど、今回はそれはなし。謎めいた『螺鈿迷宮』のエンディングに張り巡らされた伏線がちょっと分かってきただけだった。

それはさておき、
映画化された作品しか見ていない方はピンと来ないかもしれないが、この人の作品には一貫して、今日の「医療崩壊」に対する厚労省やマスコミの姿勢への静かな怒りがある。
産科医療の問題では、『ジーン・ワルツ』で医療行政を『極北クレイマー』でマスコミをそれぞれ焦点にしている。

物語の末尾に、医師によるマスコミ対応が立て続けに二つ配されていて、海堂さんの主題がむき出しの形で読者にぶつけられる。
特に、最後の記者会見で記者たちに突きつけられる糾弾は、医療現場だけのことではないような気がする。

***** 以下引用 *************************************
「今の質問は、あなた自身の取材の結果に基づいていますか?」
「同僚からの情報もかなり含んでいますが」
「では答えます。あなたもジャーナリストなら自分の足でかせいだ内容で質問すべきでしょう」
****************************************************

海堂さんが「日本人の総クレイマー化」と述べたものが、今日の政権交代を招いたとすれば、それはひょっとして集団ヒステリーに過ぎないのか。あるいは、政権交代がこの傾向を反転させることになるのか。医療だけでなく、各分野での日本社会の傷み具合と重ねずにはいられない作品だった。
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テーマ: オススメの本
ジャンル: 本・雑誌

2009.09.07 Mon 08:19
カテゴリ: 本を読む
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現代史&政治史 

よくお邪魔しているkimera25さんのところで紹介されていた毎日新聞の記事「早い話が:負けたわけ、負けるわけ=金子秀敏」は、一読して切り口の鮮やかさにナルホドと唸った。

昭和55年の「保守合同」を座標の原点にすれば、民主党が「政権選択」を叫んだのに、自民党は時代錯誤の「体制選択」で応じようとし、当然の敗北を喫したという分析だった。
ふ~ん、面白い。
日頃、業務として毎日触れている歴史とは遡るオーダーが違うけど、歴史的な視点で事象を相対化・明瞭化するのは同じだ。

小学生の頃は、軍事マニア?だったので、太平洋戦争の軍記から『聞けわだつみの声』や『アンネの日記』まで人生の早い段階で読んでしまった。ただ、当然だけど今とは歴史に対する視座や手法が違うから、オイラにとって現代史は所詮は「死んだ知識」だ。
だけど、この記事を読んでみて、この秋に現代政治史の良書を何か読んでみたいなぁ、と思った。
手はじめに、記事に引用されていた、この本かなぁ。
備忘として:河上民雄『勝者と敗者の近現代史』かまくら春秋社

テーマ: 気になる本をチェック!!
ジャンル: 本・雑誌

2009.09.05 Sat 09:24
カテゴリ: 本を読む
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